2009年の政権交代から1年半、日本の政治は激動の中で漂っているといっても過言ではありません。60年の日米安保から50年、冷戦が終了して約20年、沖縄普天間基地移転は辺野古で米政府と合意し沖縄県民の意向が反古にされています。東アジア地域での「領土問題」は日本政府としての舵取りをどうするのか外交政策が問われています。
国民生活では、景気が足踏み状態のなかで、若年雇用が深刻な事態になっています。新採の正規雇用は60%程度と報道されており、若者の未来に「生活苦」という現実がたちはだかるなかで、家庭崩壊・子どもの虐待は深刻化しています。人生最初の生活をどう保障していくのか「社会力」の確立が急務です。
全民研では、現代社会の深層を探るために、以下のように2つの課題で1月中間研究集会を開催します。ぜひご参加ください。
期 日: 2010年1月5日(水)13:00〜17:00
6日(木) 9:00〜12:30
会 場 ; 東京・渋谷区立勤労福祉会館 第2洋室
住所 〒150-0041 渋谷区神南1−19−8 03-3462-2511
会場案内 JR山手線、井の頭線・東横線、地下鉄銀座線・半蔵門線・副都心線、
渋谷駅 ハチ公口下車 徒歩8分
(渋谷駅から西武デパート前、丸井前で公園通りをNHK方面に向かってパルコの前)
中高生のための憲法学習ビデオ「憲法を観る」を鑑賞し、授業での活用について意見交換・実践交流。
今回は、激動の国際政治と日本政府・日米安保条約の果たす役割について講演してもらい、参加者からの質問・意見交換の時間も確保します。
(当日は、尖閣諸島に関わる問題と、北朝鮮の砲撃事件について話され、様々な質疑がなされました。)
<浅井基文氏・プロフィール>
1941年生まれ 東大法学部中退、外務省入省、中国課長、1988年東京大学教授、その後日大、明治学院大学を経て現職。著書に「日本外交、反省と転換」、「新しい世界秩序と国連」、「国際貢献」など多数。
生徒の自主活動をつくりだし、自治を学ぶ場としての生徒会指導(顧問)に関わってきたなかで考えたこと、時代の変化のなかで生徒の実態をどうとらえるかなどについて述べてもらいます。
<浅井春夫氏・プロフィール>
1951年生まれ 日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)。社会福祉政策論、児童福祉実践論、性教育、子ども虐待問題を重点に研究している。人間と性教育研究協議会代表幹事、全国保育団体連絡会副会長。
著書 「子どもを大切にする国・しない国」・「脱 子どもの貧困への処方箋」など多数。
13:00〜15:00 全国委員会を行います。
申し込み・問い合わせ
○ 参加費; 一般2,000円(1日のみ1,500円) 学生1,000円
※当日受付でお支払いください。
○ 宿 泊; 各自でお願いします。
○ 申し込み・問い合わせ;
会場設営の関係上、できるだけ事前にお申し込みください。なお、当日会場での受付も可能です。
座席総数は60席です。
申し込み・問いあわせは、下記を明記のうえ、ここへメールしてください。
※お申し込みは、「名前、連絡先住所、連絡先電話、勤務校(在学校)、参加日<5日のみ・6日のみ・両日とも>をご記入ください。