全国民主主義教育研究会・中間研究集会2006のお知らせ  11.15/05

 今回の中間集会は、<青年が参加するから影響力を持つ社会へ>をテーマに掲げ、青年労働の実情や社会の現実と切り結ぶ授業のあり方、日本や外国の青年政策などを学んでいきます。また、2005年総選挙において取り組まれた「未成年模擬投票」を軸に青年と政治および政治教育のあり方についても考察を加えていきます。会の内外からお迎えしたゲストとともに、<青年が影響力をもつ社会>に向けた可能性を探っていきましょう。
 新年早々の集会ですが、ぜひご参加ください。

期 日 ; 2006年1月5日(木)13:00〜18:20 
               6日(金) 9:00〜12:00
会 場 ; 駒場東大前

研究主題; 「青年が参加するから影響力をもつ社会へ」

 [第一日]1/5(1日目) 13:00〜18:20
 第1部 「青年と労働」
13:00〜14:20
 報告@「高校生に労働をどう教えるか」 松崎康裕さん(大阪府立門真なみはや高校)
 報告A「高校生に年金をどう教えるか」 斎木英範さん(大阪府立北千里高校)
 ※ ここ数年、労働の授業について追究してきた松崎さんからは、表記のテーマで問題を提起していただきます。
   斎木さんからは、年金の立法過程などを軸に経済・政治学習の切り口を紹介していただく予定です。

14:30〜16:20
 報告「青年労働の実態と青年の力――雇用問題に青年がどう取り組んでいるか」 
  菅原良子さん(首都圏青年ユニオン事務局次長)
  ※ 首都圏青年ユニオンの皆さんからも参加していただき、青年労働の実情と首都圏青年ユニオンの取り組みについて伺います。 

第2部 シンポジウム「未成年模擬選挙と政治教育の課題」
16:30〜18:20
 報告@「未成年模擬衆議院議員総選挙2005」 特定非営利活動法人Rights
 報告A「未成年模擬選挙参加校からの実践報告」 (立命館宇治・都立北園高校ほか)
 課題提起「社会改革の力をつける主権者教育−選挙・政治家に真っ向から向き合う政治教育をめざして−
   杉浦正和さん(芝浦工大附属柏中高等学校)
   コメンテーター 氏岡真弓さん(朝日新聞社編集委員)
 ※ 氏岡真弓さんは、朝日新聞編集委員としてご活躍中。教育問題にも造詣が深い。
    今回の未成年模擬投票については9月11日付朝刊に記事として発表される。今回は、未成年投票のほか、「マスメディアと政治」「マスメディアと政治教育」「学校における社会参加や生徒主体の活動」といったお話も伺う予定です。
 ※ 未成年模擬投票に取り組んできたNPO;Rightsおよび未成年模擬投票参加校の皆さんからの実践報告と総括、杉浦さんからは政治教育について問題提起をしていただきます。フロア−と報告者との意見交換をふまえ、氏岡さんからはコメントを適宜いただく予定です。 
 
 [第二日]1/6日(金) 9:00〜12:00 

 @9:00〜10:00  全国委員会「全民研の組織と研究課題」(事務局)
 A10:00〜12:00
講演「青年が参加するから影響力を持つ社会へ」

    宮本みち子さん(放送大学教授) 
 
※ 宮本みち子さんは、放送大学教授。日本のほか、EUなど海外の青年および青年政策の研究も進め、2003年に『若者が<社会的弱者>に転落する』(洋泉社)を発表される。スウェーデンの青年政策は、若者の力を強化し、社会のメンバーとして行動し発言し、影響力をもった存在にすることに力点が置かれていると指摘、日本の青年政策についても積極的に発言を続けておられる。

会場への交通
○ 交通機関;京王井の頭線 駒場東大前駅下車徒歩7分 場所の地図

申し込み・問い合わせ
 ○ 参加費; 2,000円(1日のみ1,500円)
   ※当日受付でお支払いください。
 ○ 宿 泊; 各自でお願いします。 徒歩2分の駒場エミナース(03‐3485‐1411)が利用できます。
 ○ 申し込み:申し込み書にご記入のうえ、下記宛てお申し込みください。
    ここから、担当者宛てに直接メールでお申し込みください。
※お申し込みの折は、「名前、連絡先住所、連絡先電話、勤務校(在学校)など
  参加日<5日のみ・6日のみ・両日とも>をご記入ください。

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