学校・家庭・地域から 於・成蹊大学箱根寮
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迷走する教育改革、憲法改正の計画が政権党により進められている現在、今こそ、民主教育の立場にたつ教育運動・教育活動の大切さが、希求されています。「絶えざる民主化」をめざす教育実践と研究の成果を交流し合い、「未来をひらく教育」の糸口を探していきましょう。多くの方の参加をお待ちしています。 報告と感想は一番下に 3.12/06
◆記念講演 (8月1日) 政治は人間の運命を左右する力もっているのにもかかわらず、それを研究対象とする政治学は、近年そうした政治権力への緊張感を欠いている。内外を問わず、日本が様々な局面で厳しい選択を迫られている現在、政治学に何ができるのだろうか。国家や自由、暴力、ナショナリズム、日本国憲法など、直面する問題を歴史的な展望のなかで検証し、新たな座標軸を提案する(『政治学を問い直す』ちくま新書より)。 |
☆とき・ところ |
☆交通案内 |
☆大会日程 |
☆分科会(7月31日) |
☆31日「夜の報告会」 |
参加者が50名弱と少なかったのは残念でしたが、全民研らしい中身の濃い大会だったと思います。
成蹊学園寮を提供していただき、芦ノ湖花火大会のご案内からレポート報告まであらよる面で、ご支援をいただいた
K先生には心より感謝申し上げます。
最終日の記念講演は、加藤節教授より、学生に講義をするようなスタイルで、憲法第9条の政治哲学的意味を語って
いただきました。もっと多くの会員から聞いていただきたかった内容でした。
憲法分科会でも、授業において、9条「改正」問題をどのような脈絡の中で語るべきか、議論になりました。この議論を
ふまえて、教授の見解を伺ってみると、政治哲学者としての観点から、9条の理念・意義を説得的に語られた教授の
姿勢には大いに学ばされました。 (事務局長)