第2回<憲法と憲法教育の最前線がわかる>研究集会のご案内 5.28/07

 憲法や憲法教育について、もっと知りたい、学びたいの人のために、全国民主主義教育研究会は、昨年に続き、<憲法と憲法教育の最前線がわかる>研究集会を開催することにしました。
 改憲のための手続きを定める国民投票法の制定が急ピッチで進められている今日、あらためて憲法の本質を理解し、「いま求められる憲法教育とは何か」を探求していくよい機会となるはずです。ぜひご参加ください。

                                                      詳しくは担当へ 

日  時 : 2007年5月26日(土) 13:00~17:00
会  場 : 日本青年館 (504号室)
受付時間: 12:50 受付開始  


13:00 開会挨拶                                     
13:10 杉浦真理氏(立命館宇治中高等学校・「民主主義教育21」編集長)
     
「生存権と勤労権をつなげた授業」
     ※憲法「改正」模擬投票の授業から格差社会に取り組む杉浦憲法実践のすべてを公開!

13:40 憲法と教育について情報交換       
     「未成年模擬投票のすすめ」「高校生の憲法観と憲法教育」など  

14:00 東京都立高校教員+教え子の卒業生の皆さん
    
 「『先生、私たちが未来をかえます』~主権者意識を育てる授業~」
     ※主権者を育てる授業の可能性を、実際に授業を受けた教え子の皆さんとともに探ります! 
15:00 
講演  「学校における思想・良心の自由」  
     
土屋英雄氏(筑波大学大学院人文社会科学研究科教授・憲法学)     
※<学校における思想・良心の自由>というテーマは、現在、最もホットな課題の一つです。「国旗・国歌の強制」「新教育基本法と愛国心教育」などの問題はもちろん、日々の授業においても、問題は様々なかたちであらわれています。思想・良心の自由について著作をいくつも発表され、「日の丸・君が代」予防訴訟、解雇訴訟において二つの意見書を提出された経験をもつ土屋英雄教授をお招きして、学校教育における思想・良心の自由について考えたいと思います。
16:50 閉会挨拶      

<講師紹介>
 土屋英雄氏(筑波大学大学院人文社会科学研究科教授)
専攻は、憲法学。おもな研究テーマは、日本、米国における精神的人権、中国における人権と憲法保障など。「日の丸・君が代」予防訴訟、「解雇訴訟」では、「精神の自由とアメリカ連邦最高裁-『精神の自由』の事件をめぐる判例法理」「『国旗・国歌』と思想・良心の自由-日本国憲法の法理」という2本の意見書を提出し注目を集める。主著として、『思想・良心の自由と信教の自由-憲法解釈および判例法理』尚学社2003年、『自由と忠誠-「靖国」「日の丸・君が代」そして「星条旗」』尚学社2002年、『中国の人権と法』明石書店1998年、『現代中国の人権-研究と資料』信山社1996年などがある。

◇主 催:全国民主主義教育研究会
◇参加費: 一般500円 
      ※予約は不要です。当日、受付でお支払いください。
◇会場:日本青年館 504号室 
     〒160-0013 新宿区霞ヶ丘町7-1  電話 03-3401-0101
日本青年館へのアクセス
   ○JR信濃町駅ないし千駄ヶ谷駅より徒歩9分
    ○地下鉄銀座線 外苑前駅3番出口より徒歩7分
    ○地下鉄大江戸線 国立競技場駅A2出口より徒歩7分

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