『民主主義教育21 Vol.4』 「政治参加と主権者教育」

   

『民主主義教育21 Vol.3』 「現代資本主義は変わったか」
1 経済の理論と現状分析
   伊東光晴、伊東正直、風間直樹、湯浅誠
2 経済教育の実践
   「経済教育」と「地球市民を育てる」実践が14本
3 法教育の展開
   北川善英、内藤光博、北海道弁護士会(亀田成春)、西脇正博
4 学力と授業づくり
   臼井嘉一


『民主主義教育21』Vol.2
立憲主義と法教育

5.07/08

民主主義教育21 Vol.2 立憲主義と法教育
【巻頭論文】
  〈点からプロセスへ〉の憲法教育に向けて
     ―主権者教育権論争から考える憲法教育の課題―  吉田俊弘
【1】憲法教育の理論
  「憲法教育論」と憲法教育 ―最近の憲法学説の批判的検討    今野 健一
  子どもたちと憲法を学びあうために               久保田貢
  新学習指導要領と憲法教育・法教育              渡邊弘
  学校における思想・良心の自由と校長の職務命令の限界
     ――「日の丸・君が代」との関係で            土屋英雄
  中学に導入 法教育の中身と私たちが目指す法教育をめざして   杉浦真理
【2】憲法教育の実践
  講演「 」                              田村 理
  日本国憲法を考える―憲法とはどういうものか、立憲主義の授業  福田秀志
  二八〇人の高校生が行った憲法改正ディベート      池田考司
  民主憲法制定へ向けた民衆のイニシアチブ         山上俊夫
  自分の生き方を見直す「女と男」の授業
    ―高校生は現代社会の授業で男女をこう考えた    川口芳彦
  「ニートと憲法」の授業                      谷保乃やすし
  社会権・生存権の学習の1 ――生活保護を考える    小橋一久
【3】価値を問う社会科
  平和と民主主義教育をどうすすめるか
    ――価値の教育をめぐっての一試論           浜本大蔵
  価値形成の自由と公教育の役割               中西新太郎
「良心の自由」(西原博史氏)と戦後民主教育、憲法教育   杉浦真理
  経済教育の現状吟味と資本主義的価値理念を問う経済教育の可能性 越田年彦
  生命倫理/自己決定の自由と「社会のリスク」を考える  杉浦正和
  現代社会と民主主義の倫理―ロールズ正義論の再検討 牧野広義
  働くことの価値を問い直す―「キャリア教育」を考えるために   吉田 豊
  デジタル思考に陥らないために ―「宗教からの教育」を切り口にして、
“そもそも”と問うことの意味                     服部進治
【4】国際関係と平和
  東アジアの新情勢と日中関係                 毛里和子
  日中戦争七〇周年 北京・瀋陽 歴史と平和の旅
   ―見て、聞いて、学び、交流した日中の高校生      沖村民雄
【5】大会関係
  全国民主主義教育研究会第三八回大会 基調報告
    憲法・教育基本法と民主主義教育の課題        安達三子男
  全民研の仲間と東京の高校生から学んできた三六年間 立川秀円
  全国民主主義教育研究会第三八回『愛知犬山大会』 レポート紹介
                                 山﨑裕康
【書評】
【編集後記】


     

『民主主義教育21』
いま憲法教育を問う
機関誌『民主主義教育21』Vol.1『いま憲法教育を問う』の目次。申込は、ここまで。 5.04/07

 全国民主主義教育研究会編『民主主義教育21』Vol.1『いま憲法教育を問う』目次
【巻頭論文】ヒロシマから考える平和-核兵器問題に限定して    浅井基文

【特集】憲法を語り考える教育を~憲法教育の研究と実践のために
 いま「憲法を語る」とは~立憲主筆改憲問題・憲法教育       伊藤真
 コスタリカの平和教育・憲法教育~憲法をつかいこなすために  伊藤千尋
 教育基本法「改正」問題と憲法教育の課題~西原博史二早稲田大学教授(憲法学)に聞く
 「平和と民主主義」は教えられないのか~西原博史著『良心の自由と子どもたち』を読む
 憲法「国民投票」でも主権者として判断できる生徒を!
 中学生は憲法九条「改正」問題をどうとらえたか
 全民研憲法教育のあゆみ

【小特集】主権者を育てる政治教育
 政治教育~ドイツの横顔                         近藤孝弘
 社会科政治教育におけるS.H.エングルのcountersocializationの批判的考察
 戦前の婦人雑誌にみる「公民的女性像」~大正デモクラシー期を中心にして
 高校生の主体形成のために~全民研とともに
 平和と憲法について学び行動する高校生   
 東京の予防訴訟など「教育の自由」裁判の現状と到達点

【とっておきの授業】
生命倫理~死ぬ権利と死を選ぶ権利
 宗教の学習への導入~高校「現代社会」「倫理」・最初の2時間
 日米安保の今
 三権見学ツアーを実施して
 ディベートを軸とした「現代社会」授業

【アラカルト】
 ゆっくり、楽しく、子どもとともに~学年主任として、学年で取り組んだこと
 私の教育学概論導入法
 アンナ・ポリトコフスカヤはなぜ暗殺されたか~ロシアジャーナリストの非業の死
 改憲・戦争阻止の正念場~「憲法九条の会」の運動
 社会科教師のパソコン術入門~情報を上手に集めて整理する術

編集後記

 今、憲法を問うこと。主権者を育てるにはどのような教育が成り立つのか。
 そのような取り組みは常に我が全国民主主義教育研究会が世に問うことでした。ここに『民主主義教育21』は誕生します。
 この本が出版されるころは、国民投棄法案の採択の山場にさしかかっていることでしょう。2005年郵政総選挙で自民党公明党の与党に投票した人は、教育基本法がかわり、国民投棄法(改憲手続き法)を信任したと思っていなかった人も多いのでしょう。ともかく、自民党の歴史的勝利は、衆議院では2009年まで続き、2008年度にはこの夏の参議院選挙の焦点にたぶんならない消費税がアップしてしまうかもしれません。政治は憲法改正(改悪)を目前にしています。
 この状況の中で、戦後日本社会の民主化を担って登場してきた社会科、とりわけ憲法教育はどう対応したら良いのか。憲法と現実の乖離を教えるだけでは間に合いません。権力者をしばるために近代憲法が生まれたことをしっかり教えることが大事になっています。
 また、授業づくりのヒントがこの本につまっています。この本に心を寄せ買っていただい皆さん。研究会に入りましょう。                                       (『民主主義教育21』編集長)



機関誌 「未来をひらく教育」(同時代社) 5.08/07

『未来をひらく教育』第139号(2006初夏)
特集 社会参加(体験)や仕事を通して若者に力を!
【講演】
 青少年・若者が「参加する」から「影響をもつ」社会へ (宮本みち子)
 学校が、授業が、子どもが見える           (氏岡眞弓)
 首都圏ユニオン 青年にとって組合って何だろう    (菅原良子)
 選挙・政治家に向き合う国民主権重視の政治教育をめざして
 未成年模擬投票 in都立高校
 
 フリーター問題からはじめた「現代社会」の授業
 非正規雇用の広がりをどう見るか    
 ▲トピックを深める授業方法
 携帯電話の一生 - 私たちの消費の裏で
 スーパーのチラシから見る世界と日本
 高校生に年金をどう教えたか
【図書紹介】根本長兵衛著『文化とメセナ』人文書院

社会科とは何かを問い続ける
「歌わせたい男たち」に社会的批判を
8月15日のやみに新たな光を
小山孝雄さんを悼む
    
【巻頭言】東京の教育
【編集後記】


『未来をひらく教育』第138号(2005晩秋)
特集 第36回箱根成蹊学園寮大会
 【記念講演】憲法第9条の政治哲学的意味 加藤節
 基調報告
 「2005年 暑い夏  05年教科書採択の結果とこれから」
 私の民主的政治教育実践
 ▲大会レポート紹介
  「標準服導入」の校長決定をはねかえした生徒と親たち
  法科大学院生による「出張授業」
  「できちゃった婚」の授業
  授業は、生徒ととも真実をさがす旅
 ▲分科会報告 (5分科会の要約を読めます)

「公共」を問う作法
【書評】『日本国憲法に出あう授業 -子どもたちはどう学んだか-』
    久保
田貢 他8名、かもがわ出版 
【巻頭言】戦後60年と民主主義
【編集後記】


『未来をひらく教育』第137号(2005初夏)
【特集 憲法と平和をあきらめない】
(講演)
  森 英樹「どうなる憲法? どうする憲法!」 
  三澤一孔「イラク支援とNGOの可能性(下)」(ピースウィンズジャパン)

  土屋直人「戦前の国際法・国際政治教育内容と不戦・反戦=平和の論理」

(実践報告)
  「新課程中学校『公民』授業の現実(下)」
  「憲法問題連続学習講座 -地域の学習会で学ぶ憲法- 」
  「イラク戦争と憲法を考える -高校2年生のゼミ学習から- 」
  「イラク戦争は許せない! 憲法9条を学び伝えよう
    -全国高校生平和大集会と戦後60年の取り組み- 」

 【小特集】倫理の授業考・授業ネタ
  牧野広義「今、語られるべき倫理の課題」
  「『生活の中の<社会>』と『授業の中の<社会>』」
  「青年をいじめる社会にレッドカードを」
  「難しいことは抜き、エッと思わせる授業を目指して」

  「東京の『日の丸・君が代』強制反対と予防訴訟・処分撤回のとりくみ」

《巻頭言》「泣いてばかりいる」
《書 評》和井田清司編『内発的学校改革 -教師たちの挑戦-』学文社他


『未来をひらく教育』第136号(2005早春)
【特集 いま、中高生の社会認識と平和教育を問う】
(講演)
  浅井基文「有事法制、在日米軍の再編強化そして改悪」(全民研会長)
  沖村民雄「全民研における平和教育20年の歩みと今日の課題」
  三澤一孔「イラク支援とNGOの可能性(上)」(ピースウィンズジャパン)

(実践報告)
  「選択講座『基地問題研究』の実践」
  「自衛隊・北海道から考える平和主義」
  「自衛隊、国際貢献、憲法改正を生徒と考えて」

【小特集 グローバル化をローカルに読み 対抗する】
  「グローバル化は私たちに何をもたらしたか」
  「学校をスローフード化しよう」

  「飛んだアメリカ、大統領選模擬投票ルポ」
  「高校生の政治活動禁止が教育か」
  「新課程中学校『公民』授業の現実(上)」

  「東京の『日の丸・君が代』強制と海外メディアの反響」他


135号(2004年秋号)
第35回びわこ草津・立命館大会の報告号
<大会報告>
記念講演 安藤次男「イラク戦争とアメリカ」
特別報告 片岡 徹「総合学習『地球市民とは何か』」
大会レポート紹介
     「初めての倫理」「動いてのつかもう世界の姿」
     「ボクの空想がくずれていく」
     「立命館宇治高における『法教育』のとりくみ」
分科会報告 第1分科会   民主主義思想
      第2分科会   憲法と平和
      第3・4分科会 環境と教育・経済
      第5分科会   自立と連帯をどう育てるか

平塚眞樹 「現代学校におけるシティズンシップの形成」
斉藤武雄 「日本の高校教育は労働の主人公を育てようとしているか」
天木直人 「問われる日本外交」(下)

134号(2004年初夏号)
 【特集 激変下の21世紀の労働福祉を考える】
 「今問われる雇用の流動化と労働基準法」脇田滋(龍谷大学)
宮本みち子(千葉大学) 「日本の『若者』問題と高校教育に期待するもの(下)」
                  
 アルバイトの光と影
 高校生の就職難問題をあらた考える
 「在宅介護」のできない「介護保険」って何?
 保育運動から見える日本の福祉

 <小特集 04年参議院選挙にどうのぞむか> 
 「『主権学』のすすめ」杉原泰雄(一橋大学名誉教授)
 だれでもできる模擬選挙!
 参議院選にむけてどう授業を進めるか

 浦和商業定時制の学校づくりと統廃合問題
天木直人 「問われる日本外交(上)」
 「イラク戦争」を授業で
  
 <続・あらためて人権>
 三重県の同和教育の実態
 嫌煙権と喫煙権、優先されるのは?
 Work shop の実際

133号(2004年春号)
講演録 太田政男「青年の自立と社会参加」
      宮本みち子「日本の『若者』問題と高校教育に期待するもの(上)」

<小特集> 模擬投票
 ・「ユース模擬投票2003」報告(ライツ)
 ・学校模擬投票の実践

<特集> あらためて人権
 ・21世紀の人権状況
 ・朝鮮女子挺身隊
 ・生活指導と人権
 ・憲法25条
 ・男女共同参画社会

 ・教育現場の現状
 ・愛知の「教育特区」
 ・日経の教育への参入
 ・憲法の授業実践






117号(1999年夏号)

 ・特集 「新学習指導要領にどう取り組むか」
 ・笠原良郎さんにきく 「新学習指導要領をどうみるか」
 ・天道佐津子 「学校図書館と新学習指導要領」
 ・鈴木ひろみ 「『総合的な学習の時間』を考える」
 ・大塚賢司 「学校教育とゲーム・遊戯性をめぐって その2」
 ・武藤章 「新学習指導要領が描く未来-中学校-」
 ・細野昌彦 「『総合的な学習の時間』をどう考えるか  ~中学校を中心に~」
 ・杉浦真理 「『福祉』の授業づくりと『総合的な学習』を考える」

116号(1999年春号)

 ・特集「新ガイドラインと教育の課題」
 ・浅井基文さんに聞く 「新ガイドライン理解のポイント」
 ・高野哲郎 「新ガイドラインと臨教審」
 ・服部進治 「現実主義に立ち向かう平和教育」
 ・大塚賢司 「教課審答申・中教審答申を解読する」
 ・谷田憲治 「総合的な学習の時間の考察」

   

115号(1999年冬号)

 ・特集「日本の平和と安全・子育てを考える」
 ・纐纈厚 「新ガイドライン 新たに進められる日米同盟」
 ・浦田龍次 「米軍演習移転問題をきっかけに大分・米軍基地と日本をどうする」
 ・天野美恵 「私たちは北富士演習場の撤去を求めています」

                   

114号(1998年秋号)

 ・特集「第29回全国大会」
 ・堀尾輝久 「21世紀を展望する日本の教育改革」
 ・小泉秀人 「学ぶこと・教えること・ともに行動することがよころびになった」
 ・後藤弘子 「少年法について考える」

113号(1998年夏号)

 ・特集「学校教育を再考する」
 ・座談会「中学生をどうとらえるか」
 ・田中祐児 「98年所沢高校の事実から学ぶこと」
 ・陸培春 「アジアの中の日本」

112号(1998年春号)

 ・特集「家永教科書裁判32年」
 ・大田堯 「家永教科書裁判と民主主義」
 ・池明観 「アジアから見た教科書裁判」
 ・俵義文 「教科書攻撃の新たな動向」

111号(1997年冬号)

 ・特集「地域から考える」
 ・浅井基文 「今日の国際社会と21世紀の社会科」
 ・高嶋伸欣 「琉球大学生平和ガイドの1年目」
 ・高野哲郎 「学校その30年と現在」

110号(1997年秋号)

 ・特集「第28回全国大会」
 ・樋口陽一 「憲法50年と教育の課題」
 ・吉田豊 「現代高校生と文化状況」
 ・沖村民雄 「憲法・教育基本法50年」

109号(1997年夏号)

 ・特集「憲法50年」
 ・浦田賢治 「憲法を生かすということ」
 ・安仁屋政昭 「沖縄のこころ」
 ・浅羽晴二 「戦後民主主義を考える」

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