全国民主主義教育研究会 2004年(第35回)大会

全国民主主義教育研究会 2004年(第35回)大会


学校・家庭・地域から
主権者を育てる民主主義教育を確立しよう

於・立命館大学びわこ・くさつキャンパス

 教育基本法「改正」と新学習指導要領、教育に対する市場原理の導入など、進行中の教育改革をどうとらえ、実践すべきか。また、2001年9月11日以降展開する国内外の大きな変化をまえに民主主義教育の内容が問われています。
 こんにちの教育実践と研究の成果を交流しあい、"未来をひらく教育"の糸口を探していきましょう。多くの方の参加をお待ちしております。


☆全体集会
■記念講演(第3日)
「イラク戦争とアメリカ」

ーーアメリカ政治とイラク占領を考える
  安藤次男氏
   (立命館大学国際関係学部教授)

 戦争は、なぜなくならないのか。20世紀におけるアメリカ自由主義政治体制の理論と構造を国内政治と外交を分析。
 イラク戦争の本質をどう考えるか。また、これからのイラクの国家建設がどのような道筋で可能かという視点から報告する。
 「現代国家論」「アメリカ自由主義とニューディール」(法律文化社)など

■特別報告(第1日)
 第一部 「学校と地域をつなぐ学校便り」田中祐児氏(埼玉・高校)
 第二部 「総合学習『地球市民』とは何か」片岡徹氏(立命館慶祥高校)


■基調報告(第1日)
 杉浦正和氏(常任委員)


☆とき・ところ
■と き 2004年 7月29日(木)~31日(土)
■ところ 立命館大学びわこ・くさつキャンパス(エポック21)
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1 tel (077)566-1111(代表)
■費 用 参加費 6,000円(学生4,000円) 1日のみは3,000円
       宿泊費 20,000円(宿泊費2泊5食・会場費)


☆交通案内
☆電車をご利用の場合
 JR琵琶湖線・南草津駅より、近江鉄道バス。
 「立命館大学」行き、または「立命館大学経由飛鳥グリーンヒル」行きにて「立命館大学」下車(約8分)
☆車をご利用の場合
 名神高速道路 大阪方面より瀬田西I.C.より、京滋バイパスにて草津方面へ
        東京方面より瀬田東I.C.より、京滋バイパスにて草津方面へ
参考 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/bkc-access.htm


☆大会日程
29日(木)11:30~13:00 受付
     13:00~17:00 基調報告・特別報告・レポート紹介
     18:00~19:30 夕食・交歓会
     20:00~21:30 (全国委員会)
30日(金) 9:00~12:00 分科会
     12:00~13:00 (昼食)
     13:00~17:00 分科会
     18:00~19:00 夕食
     19:30~21:00 ワークショップ
31日(土) 9:00~10:00 総会
     10:00~12:00 記念講演
     12:00~ 〔フィールドワーク(オプション・希望者のみ\2,000)〕
※(28日(水)18:00~夕食、19:00~常任委員会)


☆分科会
第1分科会 民主主義思想
 個人と国家、あるいは「規範」と「秩序」といった「イデオロギー」に、「戦後民主主義」は、そして私たちの実践はどのように向きあってきたのでしょうか。
 生徒の言質の中に、デモクラシーを省察・深化する問題提起を見い出したいと思います。
  「生命倫理をどう教えたか」(東京・高)
  「はじめての倫理、その工夫」(東京・高)
  「カウンセリングと『心のノート』批判」(京都・高)
第2分科会 憲法と平和
 憲法調査会は「公聴会」を各地で実施。護憲・改憲それぞれの意見は聞いた。さあ、改憲へ……という流れの中で、私たちに求められている憲法教育とは。
 そして、進行中の戦争をどう教えるか。ともに語りましょう。
  「弁護士会との協力による模擬裁判にとり組んで」(東京/京都・高)
  「戦前国際政治教育の研究」(岩手・大)ほか
  「イラク戦争をどう教えたか」(未定)
第3分科会 環境と経済
 脱出できない不況と、少子高齢化で未来が見えない日本。そんな中で自分の人生を切り開ける力を若者に育てるには、生活に役立つことを知ることが一番。
 とすると、著しく関心の薄れた感のある経済教育の出番なのです。どうしたら楽しく経済を学び、環境について考えるか。みんなで考えてみましょう。
 持参レポート、大歓迎です。
  「環境教育にとり組む」(東京・高)
  「経済教育をどう進めるか」(京都・大)
  「高校生のための労働法」(未定)
第4分科会 学力と授業づくり
 授業は難しい。だが、優先順位からいえば、教職の第一位に位置する仕事です。ここを避けて通るわけにはいきません。授業をどうつくっていくか。さらに、社会を見抜く見方と判断する力を育てるにはどうしたらよいか。ともに語りましょう。
  「世界を知るワークショップの授業」(京都・中)
  「新聞活用法」(千葉・高)
  「小学校生活科の授業」(東京・小)
第5分科会 自立と連帯を育てる
 毎年、子どもたちの「自立と連帯」についてさまざまな方面から議論しています。
 いじめ、不登校、犯罪の低年齢化など、子ども・教師・親をめぐる課題は山積しています。課題の大きさに負けず、今年も元気をみんなで持ち帰りましょう。
 お待ちしています。
  「サービスエリアで休憩中」(神奈川・高)
  「海を育てる修学旅行」(東京・中)ほか


☆ワークショップ
 第1 「模擬投票」 準備とその実践
 第2 「今、東京の教育は?」 その実体報告
 第3 「修学旅行フィールドワーク、お手伝いします」 平和ミュージアムから

☆フィールドワーク
内容 立命館大学「国際平和ミュージアム」貸切バス見学ツアー
    大会終了後乗車、解散は京都市内


☆申し込み
 7月20日までにお申し込みください。
●現金書留にて、大会参加費 6,000円(学生3,000円)と参加申込書をお送りください。
 *送付先、 川上 満 
●期限をお守りください。25日をすぎての宿泊のキャンセルは違約金をいただきます。
または、次の所にメールでお申し込みください。

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